SN9 エンジンを交換 飛行試験は高度10kmか

テキサス州ボカチカにあるSpaceXの試験場で現地時間13日、Starship SN9の静的燃焼試験が行われました。

静的燃焼試験はロケットを発射台に固定し、エンジンを点火する試験です。

NASASpaceflightさんによる静的燃焼試験のダイジェスト


一日に3回も静的燃焼試験が行われたことはこれまでになく、刺激的な一日となりました。

しかしこれらの試験の後、搭載されている3基のラプターエンジンのうち2基を修理のため交換する必要があるとイーロンマスク氏がツイートしました。

エンジンが簡単に交換できるよう改善されているためSN8の時より短時間で交換できるみたいです。

13日に行われた静的燃焼試験はエンジンが正常に作動するかを確認するための試験ですので、新しいエンジンが正常に作動するか確認するために、もう一度静的燃焼試験を行う必要があります。

17日午前0時現在、エンジンの交換が完了したかどうかは確認できていませんが、数時間で交換できるのであればすでにエンジン交換は完了していると思われます。

また、早くも取り外されたラプターエンジンSN(シリアルナンバー)44の写真がツイッターに投稿されています。

また下のULRからこちらの画像の超高解像度バージョンを見ることができます。配管についているラベルの文字が読めるくらい高解像度です。

エンジンの構造を細部まで確認することができます。

https://www.easyzoom.com/imageaccess/0e752ea039ae4c0ba91d51fafc253772

SN9の飛行試験はいつになるのか

一番気になるのは飛行試験がいつ行われるのか、ということだと思います。

まず、これは記憶があいまいで申し訳ないのですが、確か土曜日と日曜日は試験は行わないという取り決めがあったはずですので、土日に試験が行われる確率は低いと思います。もちろん天候などの関係で土日に行われる可能性もあります。

そして、SN10が組み立て施設から試験場へ移動するタイミングも重要です。

SN9とSN10が試験場に並ぶことがイーロンマスク氏のツイッターのリプライで分かっています。

試験場には発射台が二つあり、SN9が載せられているのは新しい発射台で、これまで使われてきた発射台にSN10が載せられるはずです。今回二つの発射台が同時に使われるということが100%実現するとは限りませんが、イーロンマスク氏が「yes」と言ってますからおそらく実現するでしょう。

つまりSN10がロールアウトして発射台に載せられてからSN9の飛行試験が行われることになります。

こちらが現在のSN10です。

ノーズコーンバレル(ノーズコーンのすぐ下の部分)とタンク部分の接合部(上から5分の2くらいのところ)に取り付けられていた足場が撤去されている途中だと思われます。

SN9で足場が撤去されたのは組み立て棟の中で傾いてしまうというトラブルの直前でした。その後SN9は傾いたことによって破損したフラップを交換してすぐにロールアウトしていますので、SN10も同じ手順で組み立てが行われているのであれば、ロールアウトする準備はほぼ整っていると推測できますので、個人的にはあと数日でロールアウトできると予測しています。

ですので早ければ今週後半にもSN9の飛行試験が行われるかもしれません。

SN9の飛行試験、最高高度は10kmか

Everyday AstronautさんのサイトによるとSN9は10kmの飛行試験を行うようです。

こちらはソースを確認できていませんが、このサイトでSN8の時に飛行試験が15kmから12.5kmに変更されたと事前にアナウンスされていましたので今回も10kmでほぼ確定だと思います。

なぜ前回の12.5kmから10kmに高度が下がったのかはわかりません。

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